2011 / 03
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密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)密室の鍵貸します (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)
(2002/04)
東川 篤哉

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話題の本、「謎解きはディナーの後で」→で、
初めて出会った東川さん。
「謎解き~」は期待にはちょっと及ばずでしたが
せっかく出会ったのだし、他の作品も読んでみることにしました。
既に文庫化もされている、デビュー作です。

━─━─━─━─━─
その日、烏賊川市立大学映画学科の四年生・戸村流平は、
二つの死への嫌疑をかけられた。

大学の先輩である茂呂耕作と、元彼女の紺野由紀。
流平は、由紀の死に関しては完璧にアリバイがあるのだが、それを主張できない。
なぜなら、由紀が死んだ夜、流平は鍵のかかった茂呂の部屋で、
彼の死体を発見していたから…。

緻密な構成と大胆なトリック、飄々とした筆致。
極上の本格推理デビュー作。
━─━─━─━─━─

このデビュー作から、「謎解き~」にも通じる
テンポの良い文体、個性豊かなキャラクターなどがうかがえます。
つまりは、読みやすい♪
なんだか色々な説明をツラツラと書いていて
ともすればそれは不要にも思えるんですが
その、変にマジメくさいところは、私は面白かったです。


物語はどちらかといえば
フーダニットというよりは、ハウダニットのテイスト。
もちろん、犯人は最後まで分かりませんが
どうやって、被害者の二人は亡くなったか?を追いかける話。

フーダニットの観点で読むと
正味、登場人物はとても少ないので
アタリをつけることは難しくはないと思います。
が、これはやはり、犯人が
「どうやったのか?」を考えるのが醍醐味!


大家さんの証言さえなければ・・・!
と、悔しく思いながら、一生懸命読んでいました。
解けそうで解けないんですよね。。。


結果、振り返ってみれば
そんなに難しくない事件のはずが
こうも凝ったシチュエーションのおかげで
ミステリ作品としては良い物にできあがっていました。

「謎解き~」が全て短編だったので
読み応えある長編も楽しめる作家さんだと知ることが出来たのも収穫。

この作品はその後
「烏賊川」シリーズ(※作品の舞台が、架空の市の烏賊川市)として
続いているそうなので、続編を追いかけるのも楽しみです☆


東川さんの作品を、他の方に薦めるなら、
私は現時点で、「謎解き~」よりもこの「密室の鍵貸します」です!
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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