2013 / 10
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裏閻魔裏閻魔
(2011/03/04)
中村 ふみ

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初めましての作家さんです。

ゴールデン・エレファント賞という
日本から、世界へ向けて優れたエンタテイメントを発信することを目指し
日米中韓の出版社のメンバーによって選考される
2010年度から始まった文学賞。

その第1回の大賞受賞作品です。

━─━─━─━─━─
時は幕末。
長州藩士・一之瀬周は、新撰組に追われて瀕死の重傷を負うが、
刺青師・宝生梅倖が掌に彫った「鬼込め」と呼ばれる呪いの刺青で命を救われる。

周は不老不死の運命を背負うこととなり、
明治から昭和へと激動の時代を
刺青師・宝生閻魔として人目を憚るようにして生きていく。
傍らには常に、友人の遺児・奈津の姿があった。

その奈津を狙うのは、姉の仇で同じ鬼込めの技を持つもう一人の刺青師・夜叉。
少女だった奈津もやがて女として閻魔を意識しつつ、
純愛を貫きながら彼の年を追い越し老いていく……。
━─━─━─━─━─

面白かったです!!


新撰組に追われ、瀕死の重傷を負った主人公の周(あまね)。
彼が「死にたくない」といったところから
稀代の彫り物師に、右手の手のひらに呪いの梵字を彫られます。

その呪いを背負った周は、不老不死の体となり・・・。

彫り物師の技を受け継ぎ、宝生閻魔と名乗るようになり
それから80年――
歴史の変わり目に立ち会いながら、
姉を殺した兄弟子を追い
同士の娘の面倒を見ながら、
彼女が幼子から自分を追い抜いて、自分より老いていく姿を見守り・・・。


読み手にとって、どの軸が響くかはそれぞれと思えますが
私は、閻魔と奈津の関係が切なくてたまりませんでした。
恋愛小説のジャンルではないはずなのに・・・

以下ネタバレも含むので。

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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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