2017 / 06
≪ 2017 / 05 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - 2017 / 07 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


PresentsPresents
(2005/12)
角田 光代、松尾 たいこ 他

商品詳細を見る


角田さんの短編集を読みました。
イラストを担当されたのが松尾たいこさん。
ジャケ借りの一冊です、笑
既に文庫版も出ているようです。


━─━─━─━─━─
この世に生まれて、初めてもらう「名前」
放課後の「初キス」
女友達からの「ウェディングヴェール」
子供が描いた「家族の絵」

―小説と絵で切りとった、じんわりしあわせな十二景。
━─━─━─━─━─

著者達のあとがきによると
毎月、プレゼントされる物と
主人公の女性の年齢を、素材として与えられ
それを膨らませた作品を、お互いにかいておられたようです。

ゆえに、物語とイラストが
時にぴったりとはまったり
中には「・・・なぜこのイラスト?」と思うのもあり。

小説として借りてきただけに
どうしてもそちら寄りの視点での評価になってしまいそうなのですが
イラスト、すごくよかったです
(だってジャケ借り、笑)

私が一番好きだったのは、#7の「ヴェール」。
なんたって最近、お手紙にハマっているから♪
ツボな絵でした。文句なし!!

#9の「絵」も好きです。
個人的には、このイラストと物語が
一番合っている気がしました。



小説の方はといえば

色々なプレゼントのお話です。
読者である私が、既にもらったもののお話もあれば
これから手に入れる(手に入れたい)もの
一生手に入らない(であろう)もの
色々なお話がありました。

既に持っているものに関しては
自分の場合を思い浮かべたりしながら
思い出に浸ってみたり。。。


そうした中で、一番印象的なのは、#1「名前」。
自分の誕生日が近いこともあるかも知れません。


父方の祖父母にとっては初孫だった私は
名前を祖父母がつけたそうです。
性別は聞いていなかったそうなので
男女どちらが生まれても大丈夫なように、とつけてくれた名前。

その中性な名前がいやでいやで仕方なかった子ども時代。
もはや慣れたものの・・・
今でも、夜行バスなんか「女性」で申し込んでいるのに
字面で男子扱いされ、席割りされていて
急遽変更・・・ってことはこの1年で2度もあったり。

漢字の読み方も難しいようで
一発で正解できる人は、そうそういません。

そういうのを悲しく思うことが非常に多いです。
どちらかというと、つまり今でも
良いエピソードよりも、そうしたことが思い浮かぶんです。


「名前」の主人公も
自分の名前が好きになれない女性でした。

が、あるきっかけで、彼女は自分の名前を愛しく思えるんです。

いいないいな
そんな日が私にも来ると良いのにな。
そんな希望を持ちたくなる一編でした。
スポンサーサイト

この記事へコメントする















みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
細々と更新中。

何かございましたら
下記メールフォームよりご連絡ください。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。