2017 / 10
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ガラスの麒麟ガラスの麒麟
(1997/08/25)
加納 朋子

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加納さんです。
ちょっとハマってきつつある作家さんです。
既に講談社から文庫も出ている本作。

━─━─━─━─━─
第48回日本推理作家協会賞受賞!

「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」

通り魔に襲われた17歳の女子高生が遺した童話とは……。
少女たちの不安定な心をこまやかに描く待望の連作ミステリー

「見てて」ぽつりと直子は言った。
「今からテレビであたしのこと言うわ」
「何だって?」テレビはいつの間にかニュースに変わっていた。
明るいグレーの背広に身を固めたニュースキャスターが、
生真面目な口調で何か言っている。
〈……昨夜、女子高校生が何者かに襲われて死亡するという事件がありました。
亡くなったのは同市内にある私立花沢女子短期大学付属高等学校に通う安藤麻衣子さんで……〉
「知り合いか?」
「知り合いって言うのかしら」直子は唇だけでかすかに笑った。……
「あたしが安藤麻衣子なんだけどな」――(『ガラスの麒麟』より)
━─━─━─━─━─

あら、図らずも賞を受けている作品。
今知りました。 納得、面白かったです。

作品自体は、連作短編・・・とまでは行かないのですが
各話で、主人公の視点を
この「安藤麻衣子の殺人事件」に、何らかの関わりのある人で
色々変えながら、事件から半年後ぐらいまでの期間を描いています。

冒頭:プロローグで、いきなり被害者は殺されてしまうので
本編は、ぐぐっとひきこまれて読み始めました。
表題作且つ第一話「ガラスの麒麟」が終わったとき
目次から、短編集ではないかと想像していた私は
その後のストーリーも、関連があることに気づいた瞬間
ぐぐっとテンションが上がり、最後まで一気に読めました。


こういう視点で、ひとつの事件を描くと
一人一人の人生というのは、本当に自分自身が主人公だというのを
改めて実感。
同じ事件でも、人によって、とらえ方がまったく異なってくることに
妙にリアルさを覚えながら読んでいました。


どうなるの? 犯人は一体!?
と思いながら読んでいると、最後は少々肩すかし・・・。
ラストを詰め込んだ感があって、消化不良でした。


そんな中、印象的だったのが
被害者が書いたという作中に出てくる童話の数々。
すごく気になります。
きちんと、イラスト付きで両方読んでみたいな。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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