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リレキショリレキショ
(2002/12)
中村 航

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改めて、中村航さん。
デビュー作です。既に文庫化もしている一冊。

━─━─━─━─━─
「弟と暮らすのが夢だったの」という姉さんに拾われて、
彼女の弟となった19歳の「僕」。
新しい名前は「半沢良」。

面接用に書いた「半沢良」の履歴書に、物足りなさを感じた「僕」は、
真っ白な紙にもうひとつの「リレキショ」を書き上げる。
免許・資格は「どこでもいける切符」。
趣味・特技は「護身術」と「アイロンがけ」。

無事、深夜のガソリンスタンドで働くことになった「僕」は、
ある日、1通のラブレターを受け取る…。
━─━─━─━─━─

主人公「半沢良」。
彼が「半沢良」になるまで、どういう人物だったのか
どんな経緯で「姉さん」に拾われて、弟になることを決意したのか

その辺りは一切書かれません。
彼が「半沢良」としての履歴書を書くところから
物語はスタートします。


姉さんと、その友人の山崎さん。
ガソリンスタンドの夜勤の同僚、加藤さん。
そして、ウルシバラ。

主人公の、広くはない交友関係の中で、
規則正しく過ぎていく毎日に
ウルシバラからの手紙が、変化を加えていく・・・
というお話です。


印象的なエピソードはいくつかありますが
強烈な印象までは、なかなか残らなかったです。

個人的には、姉の友人の山崎さんが好きで
しっちゃかめっちゃかに歌う彼女がお気に入りでした。
ウルシバラも、なかなか個性的ではあるんですが
いかんせん、一方通行なだけあって・・・
やはり私は山崎さん派です。


職場であるガソリンスタンドでの描写は
よくヒヤヒヤしました。
自分の想像した最悪の事態は起こらずに済んだから良かったのですが
うーん
それでも、ガソリンスタンドでの最後のシーンは、重い。

意味がよくわからなかった、このシーン直前の
ファーストフード店のシーンも
改めて考えてみると・・・意味深です。

深いところは色々あるけれど、その割にはすとんと入ってくる
なんだか不思議な小説でした。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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