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少女七竈と七人の可愛そうな大人少女七竈と七人の可愛そうな大人
(2006/07)
桜庭 一樹

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桜庭さんです。
とりあえず、角川文庫から出ているGOSICK本編を読み終えたので
ちょっと一服
シリーズ以外の作品に触れてみようと思ったのが
手に取ったきっかけ。


━─━─━─━─━─
わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、
美しく生まれてしまった

鉄道を愛し、孤高に生きる七竈。
淫乱な母は、すぐに新しい恋におちて旅に出る。
親友の雪風との静かで完成された世界。
だが可愛そうな大人たちの騒ぎはだんだんと七竈を巻き込んで。
━─━─━─━─━─

舞台は、北海道の旭川。
ある日突然、淫乱になってしまった母の口から
物語は静かに語られ始めます。


17歳の七竃は、祖父と暮らす毎日。
親友の雪風は6人きょうだいの長子で、大変な思いをしながらも
共通の鉄道という趣味、同じように美しい顔を持つふたりは
ふたりだけで静かに過ごしています。


日々に変化はあれど、とりたてて大事件が起こるわけでもなく
とはいえ、七竃の周りには、色々な大人がいて
たしかにその人達は、タイトル通り
どこか「可愛そうな」人でした。


ところで「可愛そう」というのは、正しい日本語ではないそうです。
「可哀想」の誤解か、もしくは
「可愛い」のもじり?という意見を目にしました。

作中に出てくる大人たちは、それでも
「可愛そう」という風に私は思います。
「可哀想」と表現してしまうほど、悲嘆に暮れているわけでもなく
どこかかわいらしさも残る人々。
この傾向、雪風の母親が顕著かなと思うのですが・・・

なんせ、七竃がどこかしら浮き世離れしているので
人間味ある素直な感情を出している周りの人々が
時にそれが嫌な感情であれど、好ましく見える不思議な作品でした。

後輩、いい味出していますしね♪
なんだか後輩の終盤の感情の動きが
これぞ青春!という感じでした。


GOSICKとはまた違う世界を見せてくれる作品。
素敵です、桜庭さん。 ますますはまりそう。

やはり私は、色々な作品を書ける作家さんにひかれます♪
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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