2017 / 04
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(2010/11/16)
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大崎善生さんの新刊です。

━─━─━─━─━─
上)
自死した娘、病床にある元妻…
五十歳で会社を早期退職した石井隆平は
決して戻らぬ自分の半生を噛みしめ、
ひとりユーラシア大陸横断の旅にでる。

逗留先のウラジオストックで
自殺を決意し旅をするエリカの存在を偶然知った石井は、
彼女の自殺をひき止めようと決意する。

止まぬ悔悟と芽生えた微かな希望。
列車はシベリアのタイガからバイカル湖を越えモスクワに―。
現地完全取材敢行。壮大なスケールの長編小説。


下)
石井は、自殺した長女の死の責任を自分に問いながら旅を続けていたが、
死を決意し西へ向かうエリカの存在を偶然知ることに。

ベルリンで出会った十九歳の彼女は娘の生き写しだった。
パリの九月四日通り、バルセロナのサグラダ・ファミリア…
西の果てのリスボンで迎える感動の結末。
そして長女とエリカを結ぶ双子の秘密とは!?

人間の愛と絆の本質に迫る大崎善生の最高傑作。
━─━─━─━─━─

以前、別の大崎さんの作品を読んだときにも思ったのですが
なんでこの方、こんなにいつも同じパターンだんだろう・・・


主人公が札幌出身の50代ということに
冒頭で「またですか!?」と思ってしまいました。


上下2冊
決して短くはない時間をかけて読んだ自分の感想は
あまり良い評価ではなかったです・・・


娘を自殺させてしまったことへの後悔
自殺に追い込んだ要員のひとつとして
自らの不倫を邂逅する石井ですが
なんだか、その描写が妙に浮いているように感じられました。

長い長いシベリア鉄道に乗って、旅する風景は
異国情緒もあり、憧れるものになりえるのに
そこに、時折さしこまれる生々しい性描写が
なんだか雰囲気ぶちこわしにしか思えず・・・

自分の不倫が、娘の自殺の一因だったと考えている
そのことを示すのに、あんな描写は不要だ!と感じたり


下巻に入ってからは、エリカに石井は追いついて
一緒に過ごすシーンもあるのですが
エリカがリスボンに先に行くことを、石井は止められません。
あとからあとから必死に追っていきます。

この下巻に入ってからは、出会っては別れて、また追ってという展開が
どうなるの?と思わせてくれて、楽しかったです

が、結局終盤
これだけ長い旅を続けて来て、この結果なの!?
と、ちょっと落胆。

最後の1行まで読み終えた時の感想は、人それぞれだと思うんですが
私自身は、ここまで長い文章を読んできて
この結末というのが、寂しかったです・・・。


最初からお気に入りだった前沢が、最後まで活躍してくれたのだけは
良かったかなぁ
そんな作品でした。
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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