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泥(こひ)ぞつもりて泥(こひ)ぞつもりて
(2008/11/26)
宮木 あや子

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好きな作家、宮木さんです。
図書館で借りた本なのですが
たばこ臭くて、読むのにとても困りました。。。

どちらも、リラックスタイムのお供かもしれないけれど
せめて、煙を本にふっかけずに読んでほしい。。。

━─━─━─━─━─
入内できぬ女の思い。
后になっても叶わぬ恋。
報われることのない帝の愛――。

平安王朝を舞台に様々な狂おしい愛のかたちを描く中篇集
━─━─━─━─━─

文系として大学入試に挑んだのも、かなり前の話。。。
とはいえ歴史好きなので、労せず読めましたが
これは、平安時代の恋愛事情について予備知識がないと
読むのが辛い作品です。

平安時代の宮中の恋愛ごとを3編描いているのですが
あの時代ならではのしきたりが、ふんだんにでてきます。


自分としては、だいたいわかったけれども
注釈があってもよかったのではないかな、とも思います。
登場人物の呼称も色々あって、
しかも変化していくから・・・本当に分かりづらいんですよね。

せめて家系図なりで、人物相関図のようなものは示して欲しい・・・!


お話自体は、すごく切なくて
平安時代の京都を歩いているようで、楽しかったです。
どの作品にも見られるように、登場事物の心の動きの描写が
相変わらずとても丁寧ですし
いつの世も、人の思いというのは変わらないモノだと
感じさせてくれます。。。

ゆえに、文庫化の時には是非たくさんの人に読んで欲しいので
なんらかの、読書を助ける注釈が欲しいのです。


個人的に好きだったのは、3編目の「東風吹かば」。
それまでの2編とは、ちょっと趣が異なります。
新しい菅原道真像が見えたのが、興味深かったです。
太宰府左遷を悲劇として、語られることの多い彼ですが
こういう物語が、あったのかもしれない・・・


あぁ、久しぶりにQEDが読みたくなった
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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