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ホームタウンホームタウン
(2005/08)
小路 幸也

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小路幸也さんの「ホームタウン」を読みました。
小路さんは最近、図書館で未読本を見かけるたびに借りています。
既に幻冬舎文庫からも刊行されている作品です。

━─━─━─━─━─
札幌で働く柾人のもとへ、
両親の死という過去で疎遠となっていた
妹から手紙が届いた。

結婚するという連絡に喜んだが、
式間近になって妹と婚約者がほぼ同時に失踪。

柾人はふたりを捜し出すため戻ることのなかった故郷へ向かう。
━─━─━─━─━─

柾人とその妹は、両親の死がきっかけとなり
故郷を追われた兄妹です。
「両親の死」の真相は、中盤に明かされますが
ずっと物語に、暗い影を落としています。

そんな訳で、ちょっと訳ありに育った柾人。
彼の現在の勤め先は、北海道の百貨店の「特別室」。
表向きには監査として、説明することが多いこの仕事ですが
つまりは、社員の内偵などを業務としていて
従業員には恐れられている存在です。

妹の失踪を知ったのは、彼女の同居人から。
それまでの生活の痕跡を一切消して、姿を消した妹を探すべく
まずは、婚約者に連絡をとろうとする柾人。
しかし、彼とも連絡が取れず・・・

婚約者は偶然にも、柾人の勤務する百貨店の社員。
そちらの筋から調べてみると
婚約者と妹は、ほぼ同時期に姿を消していて・・・!?


というお話です。
警察とも、探偵とも、一般人とも違う
ちょっと変わった探偵役の設定が、新鮮で面白かったです。

妹を探して、婚約者を探して
自分(柾人)の過去も語って・・・
と、盛りだくさん。なので正直、詰め込みすぎの感じもしました。


語ることが多いので、物語はどんどん進むし
飽きが来ることなく、最後まで読めるんですけどね。


以下、少々ネタバレ。小さい字で書きます。
嫌な方はスルーして下さい


妹と、婚約者の失踪の真相が
結局は全くの別モノだったことが
私にはちょっと残念でした。
これがうまくひとつの事件だったら、言うことなし!
かなり満足度の高い作品だったと思います。
結局、別の事件だったことが、後半
それぞれの解決を急がせて
かなり後半は、前半と違う空気になってたんですよね。。。



とはいえラストは小路ワールドといった感じで
きれいにハッピーにまとまっています。
暗い空気で始まった割には
すがすがしい読後感が残る、不思議な一冊でした。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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