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殺し合う家族殺し合う家族
(2009/03/18)
新堂 冬樹

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新堂冬樹さんの作品を読みました。。。

━─━─━─━─━─
私は、自分が生き残るために両親と姉を殺しました。

構想五年、執筆三年、
今世紀最大の犯罪と言われる
連続監禁殺人事件をモチーフにした、
「新堂冬樹史上最悪の問題本」のベールが、ついにはがされる。
━─━─━─━─━─

評価をつけるなら、★1つもありません。
最悪です。



なぜこの本を読んだのか?

新堂冬樹さんという作家さんは、
黒新堂・白新堂という呼び名がある作家さんとは知っているものの
あまり作品を読んだことがない作家さんでした。

なので先日、書店で
”黒新堂の作品”とPOPで紹介されていた
「不倫純愛」という作品を購入し
どんなものかと思って読んでみたのですが・・・

官能小説だとは分かっていました。
官能小説とはいえ、私にはかつて
「花宵道中」という良作に出会ったこともあるので
とりあえずは読んでみたんです。

・・・でも結局、エロ描写だけの作品で
ブログに、感想文なんてとてもじゃないけど、書けずじまい。

なので、もう一度
黒新堂に挑戦してみよう!と思いたち
図書館で借りてみたのがこの「殺し合う家族」。
さわやかな装丁ながらも、タイトルからして
これはおそらく黒い作品なんだろうと、見当をつけて。。。


結果
黒すぎました。最悪です。


小説って、作品の注意書きとして最後にお約束の一文がありますよね。
この作品では、こう書いてあります。

本書はフィクションであり、実在の個人・団体等とはいっさい関係がありません。


・・・こうしたお約束の一文には、普段はあと一言
「事件」という単語が入ることが多いと思います。
それがない、つまり
この作品は、実際にあった事件をモチーフに描かれた作品なんです。


その事件は、作品の舞台と同じく
北九州で発生。2002年に発覚した事件。
あまりの凄惨な事件概要に、
マスコミが報道することを自主規制しているという事件です。

気分が悪くなってでも詳しく知りたい人は、
「北九州連続監禁殺人事件」で検索してみて下さい。


要は、主犯として
恐ろしく狡猾で、マインドコントロールの巧い
加虐趣味の男がいます。

そいつに、精神的に囚われてしまう女。
そいつの言うことは犯罪だと分かっているけれど
従うのを、辞められず・・・

というお話でした。。。

無関係の男性を巻き込み
その男性の子どもも巻き込み
自分の家族さえも巻き込んで・・・

一切救いがありません。


序章は、法廷のシーンです。
女が自分の行ったことを、供述するシーンから始まります。
この30ページ弱の序章で、気分が悪くなったならば
本編を読むことは、決してオススメしません。


ただ、最後まで読んだ身として、ひとつ感じたことは・・・

この凄惨な様子を、これでもかと見せつけられると
後半は、何も思わなくなってくるんですよね。

それが「飽き」であったと自分で信じたいと思います。
これがもしも「慣れ」や「諦め」だったならば
それこそ、主犯の男の思うつぼ、なんでしょうね。。。
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【殺し合う家族】
はじめまして。昔読んだ本を検索しているとこのブログにつき、記事を見させていただきました。

僕も「殺し合う家族」を読んだことがあります。
あれだけ描写がグロいのにどうしても最後まで読んでしまいました。
しかも一日で。しかし、それが新堂さんの才能なのかも知れませんね。僕の場合、星をつけるなら5つです。ある意味すごい作品です。
【Re: 殺し合う家族】
>翔さん

初めまして、コメントありがとうございます。

なるほど、☆5つ。
一気に読ませてしまう、物語の引力は確かにすごい作品でした。
読了後一年近く経ち、それなりの冊数を読む自分からしたら
印象に残らない作品もしばしばある中で
この物語は、詳細を覚えていますしね。
本当に、印象深い本です。

私のあの評価は、人にオススメできるかどうかでつけたものなので
確かに物語の力を鑑みると、評価は高くつけられるものですね。
ご意見、納得します。

しかしまぁ・・・やはりあの内容は、
私は他人様にはすすめられないかしら^^;
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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