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完全犯罪に猫は何匹必要か? (カッパ・ノベルス)完全犯罪に猫は何匹必要か? (カッパ・ノベルス)
(2003/08/21)
東川 篤哉

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東川篤哉さん、本屋大賞受賞おめでとうございます!

本作は、デビュー作のシリーズの3冊目にあたる作品です。
既に光文社文庫から文庫版も刊行されています。

━─━─━─━─━─
回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。

犯行現場は自宅のビニールハウス。
そこでは、十年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた…。

豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・鵜飼杜夫と、
過去の事件の捜査にも関わっていた砂川刑事が
それぞれの調査と推理で辿り着いた真相とは!?

10年の時を経て繰り返される消失と出現の謎!!
すべての猫は、殺人のための装置だったのか?
━─━─━─━─━─

被害者は、大の招き猫マニア。
自分の屋敷の門には、門松のように
左右に2体の巨大な招き猫があるという、徹底ぶり。

この事件
現場である、敷地内のビニールハウスの入り口に
なぜか、屋敷の門にあるはずの巨大招き猫が
動かされていた、ということが
とてもややこしくさせています。


この謎に、砂川警部&鵜飼探偵が
それぞれ迫っていくお話です。

タイトルに表れているとおり
何から何まで、猫づくしの一冊でした。
とはいえ、ほぼ「招き猫」なので
かわいらしい猫の描写は、あまりないんですけれどね。。。

今回も、「誰が」「どのように」を楽しめる一冊。
鍵となるのは、上述の巨大招き猫なので、
推理しながら読んでみたい方は、注意するとよろしいかと^^;


鍵を握る部分は、奇想天外なトリックでしたが
面白いなぁ、と思います。
ヒントは随所にありましたが、まさかそんなトリックだとは思っておらず
なるほど~・・・という感じでした。


唯一、私の予想が当たったのは、
第6章の8節で明かされる真実ぐらいです。
予想があたったとは言え、この事実
直接的には事件の解決に、一切からみません★


すっとぼけながらも
鵜飼探偵達なりに、砂川警部達なりに
視点を変えながら、捜査はそれぞれ進むので
読んでいてテンポも良く楽しかったです♪

しかし、3作目にして
鵜飼探偵の名前の秘密に、ようやく気づかされました。。。
なんたる不覚・・・!!
やられました・・・。というか、私が鈍いだけ??笑




さて、ここからはタイミングがいいので、ちょっとした蛇足の話。

重ね重ねになりますが
本屋大賞受賞、おめでとうございました。
受賞作品の「謎ディナ」既読の身として、
そして何作品か、著者の長編を読んだ身としては
絶対に、長編の方が面白く感じます。。。

「謎ディナ」は確かに面白いですし
他のノミネート作品を全て読んではいないので
私が語ることではないですが
でも、この作品は本当に本屋大賞?と
少し疑問に思いました。

本屋大賞には、
書店員さんだから読んで、書店員さんだからこそ知っている
そういう隠れた名作に、スポットライトを当てる場であってほしいんですよね。

かなりの広報活動をしていた「謎ディナ」が
大賞を獲る、というレース展開・・・
私には、本当に面白くありませんでした。

まぁ、自分の予想通りにならなかったから
面白くない気落ちがあるのが、大前提ではあるんですけどね・・・苦笑

念のため、再度書いておきますが
「謎ディナ」は、面白い作品です!
私にとって★5つではないですけどね^^;



読書家の皆様は、
今年のレース、どうでしたか??
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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