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ふちなしのかがみふちなしのかがみ
(2009/07/01)
辻村 深月

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辻村さんの短編集を読みました。

━─━─━─━─━─
ひややかな恐怖が胸に迫る―
青春ミステリの気鋭が初めて封印を破った現代の怪談!

おまじないや占い、
だれもが知っていた「花子さん」。
夢中で話した「学校の七不思議」、
おそるおそる試した「コックリさん」。
やくそくをやぶったひとは、だぁれ?

その向こう側は、決して覗いてはいけない―。
━─━─━─━─━─

ちょっぴり怖い短編集です。
小学校の頃、誰もが聞いたことのあるような
この夜とあの世をつなぐような儀式・・・
それらをテーマにしています。


「踊り場の花子」でまず、びっくりしてしまいました。
辻村さんだから、と、手に取ったので
内容を一切知らずに読み始めたところ
プロローグで登場した女の子がいきなり、死んでしまい
「!?」となりました。

夏休みの当直で、学校にいる教師のところへ
数ヶ月前、教育実習生としてやってきた
大学のサークルの後輩でもある学生が
「実習中に、校内に忘れ物をしてしまった」とやってきます。

さて、彼女の忘れ物は・・・?


ええええ!?
と、びっくりしてしまいました。
内容に触れてしまうと、ネタバレになりそうなので伏せますが
どんどん思いも寄らない方向に話が進んでいったので、びっくりしました。

怖かったです。
しょっぱなから、度肝を抜かれました。

よくよく装丁を見てみると、この本
↑の画像のように、表紙だけだと幻想的ながらも可愛いんですが
裏表紙も広げて、一枚絵として見ると
かなり怖い・・・です。

「ブランコをこぐ足」「おとうさん、したいがあるよ」の2作は
不気味な雰囲気は十分に感じながらも
今ひとつ、内容が分からなかったです・・・
疑問符が残ってしまいました。


表題作「ふちなしのかがみ」。

まさか、真相がそこに着地するとは・・・!
この作品だけは、人外の存在が関わらないので
ある意味、一番怖いかもしれません。


そういった、怪談テイストの一冊なのですが
最後に収録されている「八月の天変地異」。
これは、読み終えるとほっこりする作品でした。

もちろん、それまでの
ちょっぴり怖い、という雰囲気はあるお話なのですが
真相が明らかになると、それまでの恐怖心は消えてしまうので

本自体の最後に収録されていたのも、とても良かったです。
「八月の天変地異」で読み終えられて、本当に良かったです。

もうきっと、すぐに初夏がきて
怪談が似合う季節になりますね。
ホラーテイストの作品をお探しの方は、ぜひどうぞ。
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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