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ブンとフン (新潮文庫)ブンとフン (新潮文庫)
(1991/06)
井上 ひさし

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新潮文庫のキャンペーンがきっかけで手に取った一冊。
井上ひさしさん。勿論名前は存じ上げていますが
きちんと作品を読んだのは、実は初めてでした。


━─━─━─━─━─
「ブンとは何者か。ブンとは時間をこえ、空間をこえ、
 神出鬼没、やること奇抜、なすこと抜群、なにひとつ不可能はなく・・・・・・」

フン先生が書いた小説の主人公、
四次元の大泥棒ブンが小説から飛び出した!

たちまち全世界に、奇怪なしかしどこかユーモラスな事件が・・・・・・。

あらゆる権威や常識に挑戦する
奔放な空想奇想が生む痛烈な諷刺と哄笑の渦。
現代戯作の旗手、井上ひさしの処女作。
━─━─━─━─━─

偏屈作家、フン先生。
それまでの著作は、ほとんど売れたことがなかったのに
このたび出版した「ブン」は、空前の大ヒット!!

先生が驚いたのは、それだけではなく
設定上、四次元の大泥棒としていたブンが
なんと、その四次元から、この三次元の世界に飛び出してきたこと!

しかも一人だけでなく
刷られた分だけのブン(12万!)が飛び出してきて!!

まずは世界中の色々なモノを盗み出したブンだけど
それに満足しなくなり、
次第にブンが狙いだしたモノとは・・・?


小説、として読むのなら
それなりの数を読んできている読者には、物足りないかも知れません。

つまり私は、具体的にいうと、第四章の終わりから
どっと萎えました・・・。
その存在の登場は、いかがなものか・・・とね。


が、視点を変えると、面白い一冊です。

戯作作家の井上ひさしさんならではの
巧みな言葉遣いには、ただただ感嘆。
ただ、余りに長く続きすぎると、飽きてもきたのですが
そこは処女作ということで、目をつぶり・・・

数カ所にみられる「のりしろ」「切り取り線」も
そんな表示を実際に実現したその発想が面白いと思えます。

そして、ラストシーンの痛切な風刺!!

いいじゃないですかw
嫌いじゃないですよ♪そういう風刺★


劇にしたら面白そうですね。
なったこと、ないのかな??
12万人のブンなんて、難しすぎるだろうけれど
わいわいがやがや、楽しそうですね♪
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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