2017 / 04
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麒麟の翼 (特別書き下ろし)麒麟の翼 (特別書き下ろし)
(2011/03/03)
東野 圭吾

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東野さんの最新刊を読みました。
今回は、加賀さんシリーズ。
書き下ろし、だそうです。

━─━─━─━─━─
寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、
胸に刺さったナイフだった。

大都会の真ん中で発生した事件の真相に、
加賀恭一郎が挑む。
━─━─━─━─━─

大都会の真ん中で起きた殺人事件。
被害者のサイフとカバンをもった若い男がその後
交通事故に遭い、意識不明になってしまう。

彼と被害者に接点があったことから
犯人は彼で決まりだという雰囲気の捜査本部の中で
加賀は、家族の話から、被害者の行動に疑問を持つ。

なぜ、被害者はあの場所にいたのか?

独自にこのセンを追っていく内に
真実が明らかになる、というお話です。


どんな細かいことでも、ひっかかったら
きちんと解決するまでは、そのことをけしておろそかにしない
加賀さんらしさ全開の作品でした。

読みやすい言葉×テンポの良い文章、で
分厚い一冊ながらも、さくさく読めてしまいます。
展開も、思わぬ所から事件が動くので
飽きさせられることなく、一気に読めました。


真犯人は、最後まで見当もつかず
そして、意外な人物でありました・・・
ですが、フーダニットやハウダニットではなく
「なぜ被害者は、普段の生活では縁のない日本橋にいたのか」
という謎を追う作品だったので、
あまり、事件の真相については気にならずじまい★

作中で「犯人」として報道される人物が
真犯人でないことが、読者には分かっているからでしょうかね。
もしも、犯人当ての要素もあったなら
さらに面白かったのではないかと思います。


オープニングのシーンにも、もちろん意味があり
このエピソードが、事件と交錯したときに
なるほど、この作品は加賀さんシリーズでないといけない!
と、思わされました。

とはいえ、加賀さんシリーズの初期作品を読んだのは
もう5年ぐらい前の話なので
少しこれをきっかけに
もう一度シリーズ、1作目から読み返してみようかな、と思いました。


終盤、一気に詰め込んだなぁとか
消化しきれていないエピソードとか
何よりも、真犯人の動機につながるエピソードに関しては
完全に後付けで、伏線すらもなかったことは
気にはなりましたが・・・・

日本橋界隈に土地勘のある人は
読んでいて楽しいんだろうなぁ、と思わせる一冊でした
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【No title】
推理ものとしては弱いですが、
ストーリーテラーとしての筆者の剛腕に引っ張られ、一気に読んでしまいました。
トラックバックさせていただきました。
【Re: No title】
>藍色さま

いつもTBありがとうございます。
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作家生活25周年特別刊行、第1弾ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。大切な人を守りたい、それだけだった。誰も信じなくても、自分だけは信じよう――加賀シリーズ最高傑作、書き下ろし! 寒い夜、日本... ...

みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
細々と更新中。

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