2017 / 09
≪ 2017 / 08 - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 2017 / 10 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スイッチ (宝島社文庫 607)スイッチ (宝島社文庫 607)
(2008/04/11)
さとう さくら

商品詳細を見る


図書館で何気なく手に取った一冊。
ちょっと不気味な表紙とは裏腹に
「日本ラブストーリー大賞」の審査員絶賛賞受賞作というギャップに
惹かれて読んでみました。

━─━─━─━─━─
26歳、フリーター、処女。
彼氏も友達も仕事もない苫子は、
人の首の後ろのスイッチを探すのがクセ。
スイッチを押せばその人はいなくなる…と空想する。

夫の浮気で熟女ホステルになろうとするオバチャン、
オヤジ専門のギャル、
家具オタクで、家具目当てで結婚した嫁と離婚に陥ったサル男。
ちょっと風変わりな人々に振り回され、
苫子の人生が変わり始める。

第1回日本ラブストーリー大賞審査員絶賛賞受賞作。
━─━─━─━─━─

ラブストーリー大賞、という賞は初めて知りました。
ベタベタに甘い小説なのかな?と思いきや
そういうのは一切なく、
どちらかというと、根無し草で生きている苫子の
徐々に変化していく人間関係を描く一冊。


ビルの清掃スタッフとして働くことになった苫子は
自分の研修を担当してくれたおばちゃん、中島さんを面倒に思い
ビルに入居している会社で、営業としてばりばり働く
短大時代の同級生に、気まずい思いをしたり
不意に見つけた喫茶店で、いつのまにかなじみになったり・・・


ちょこちょこ、男子に面倒な思いをさせられますが
苫子が好きになるのは、一人だけ。
それもなんだか切ない方向へ進んでいきます。

自分なら、苫子が選んだような人とは
色々考えて、結局恋まで発展はしないだろうと思っていました。
そんなこと言ったって、止められないのが恋なんでしょうけれどね。

また、苫子の言い分も分からないでもないですが
もうちょっと、柔軟に生きられないのかなぁ、と
心配になってしまいます。
友人にいたら、いっぱい世話を焼いてしまいそう・・・

結衣の気持ち&行動は、だからこそ
私にはすごく共感できるものでした。
が、一方で、それを苫子のようにとらえてしまうのも
分からないわけでもなく・・・

まぁたかだか20代で
何が正解か、なんて答えがあるわけでもないですからね。


共感できるか否かは、人によってかなり違いそうですが
主人公と年齢がほぼ同じ私としては
なかなか面白い一冊でした。
スポンサーサイト

この記事へコメントする















みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
細々と更新中。

何かございましたら
下記メールフォームよりご連絡ください。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。