2017 / 06
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白い巨塔〈第2巻〉 (新潮文庫)白い巨塔〈第2巻〉 (新潮文庫)
(2002/11)
山崎 豊子

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━─━─━─━─━─
現教授の東は、学会のボスから学外候補の推薦をうけ財前にぶつける。
政界まがいの生臭い多数派工作のすえ、
かろうじて勝利した財前に、国際学会から招聘状が届く。

栄光に満ち多忙をきわめる日々のなかで財前は、
同僚の第一内科助教授・里見脩二から相談された
患者の早期噴門癌を発見し、見事に手術を成功させる。

だが、財前がドイツに出発する日、
その患者は呼吸困難に陥っていた。
━─━─━─━─━─

1巻では、次期教授選にむけてのそれぞれの思惑が描かれ
この2巻で、とうとう投票です。

学外から広く候補を募っておきながら
実際の選挙の候補者は3人。
その3人に絞るだけでも、思惑が交錯します。

3人も候補者で行われた選挙は
1度の投票で、規定の票に届かなかったため
上位二人での決選投票にもつれ込みます。

1度目の投票で落選した候補者を支持したグループ。
そこの票を囲い込もうと
決選投票に臨むそれぞれの候補者の支持者は、あれこれ画策。
財前派にいたっては、ひどい暴走をしてしまったり・・・

紆余曲折を経て、結果
財前が次期教授になることが決定。
順風満帆に、教授生活がスタートするように見えるけれど・・・?

という、2巻。

物語をこれから動かす里見医師の存在感が、
徐々に強くなってくる2巻でもあります。

権力を得ることに執心し、
そして実際教授になった後は
「教授の診察に文句をつけるな!」といわんばかりに
患者の訴えはもちろん、同僚の里見の言葉にも耳を貸さない財前。

少し前、バイ菌が入った件で
しばらく通院した私。
病院業務を、通院患者として最近眺めた身から思うと
どっちもどっちではあると思います。

普通に生活している身としては
病院に通う、というのは、日常の出来事ではないので
やっぱり煩わしいし、早く解放されたい。

そう思っていると、里見のような丁寧すぎる診察はイライラするし
作中の患者さんの場合は、功を奏しましたが
内科での診療に時間をかけたあげく
「外科に行ってくれ」じゃ、そりゃ怒りますよね。

だから、単純に
里見が良くて、財前が悪いとは思えない。
でも、財前は悪化している患者に見向きもしなかったんだから
その点は、間違いなく悪いですよね。。。


3巻で、いったん迎える結末から
最終巻にむけて、どうひっくり返っていくか
今後も楽しみに読んでいきます♪
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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