2017 / 08
≪ 2017 / 07 - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - 2017 / 09 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)
(2011/05/28)
上橋 菜穂子

商品詳細を見る


バルサとチャグムの最後の冒険、
全3巻のうちの2巻目。
刻一刻とフィナーレが近づいてきます。

このお話の結末を早く知りたい
けれど二人の冒険が終わってしまうのは、惜しくて成らない――

二つの相反する感情の中で読み続けています。

━─━─━─━─━─
再び共に旅することになったバルサとチャグム。

かつてバルサに守られて生き延びた幼い少年は、
苦難の中で、まぶしい脱皮を遂げていく。

バルサの故郷カンバルの、美しくも厳しい自然。
すでに王国の奥深くを蝕んでいた陰謀。
そして、草兵として、最前線に駆り出されてしまった
タンダが気づく異変の前兆―

迫り来る危難のなか、
道を切り拓こうとする彼らの運命は。
狂瀾怒涛の第二部。
━─━─━─━─━─


タンダ好きの私としては
タンダが生きていて、ほっとします。
彼は今、いつ何があってもおかしくない状況下――
願わくば無事、バルサと再会できますように・・・


そのタンダが気づいていた、ナユグの異変。
バルサとチャグムも旅を続ける中で
この異変に気づきます。

これが、戦争勃発の局面に瀕している
チャグム達の世界にどう影響を与えるのか・・・?
その場面は、最終巻で明らかになりそうです。


南の大国、タルシュの侵略を止めるべく
北の大陸同士での同盟を結ぶため、旅を続ける二人。
ロタからは同盟の意志があることを、カンバル王に告げに行く
これが2巻の旅の内容です。

1巻序盤でのエピソードが
ここに綺麗につながるとは―――

ファンタジー作品ですので、物語の流れを単純に追っていた私は
「ロタ王国編」での、序盤の何気ないエピソードが
この2巻で、主人公をチャグムに変えて
もう一度登場するくだりに、鳥肌が立ちました。

まさか、こんな伏線が用意されていたとは・・・!
章題を見て、「?」と、疑問には思っていたのですけど
ただでさえ、非常に印象深い2巻の象徴とも言えそうなシーン。
物語に厚みが増し、非常に良かったです。

このときのチャグムの心境なんて
一般人の読者の我々には、見当もつかないものだと思います。
その行動をしたチャグムを、バルサがこう褒め称えたことで
本当に、チャグムが頑張ったと、伝わってきます。

いいい仕掛けでした。感動です。

最終巻に決着が残されたエピソードがとても多いので
3巻を読むのが、本当に惜しいけれど、非常に楽しみ!
あと1巻、大切に大切に読もうと思います。
スポンサーサイト

この記事へコメントする















みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
細々と更新中。

何かございましたら
下記メールフォームよりご連絡ください。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。