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白い巨塔〈第4巻〉 (新潮文庫)白い巨塔〈第4巻〉 (新潮文庫)
(2002/11/20)
山崎 豊子

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続白い巨塔のスタートです。

━─━─━─━─━─
浪速大学教授・財前五郎の
医療ミスを訴えた民事裁判は、原告側の敗訴に終わる。
同じ大学の助教授の身で原告側証人に立った里見は、大学を去る。

他方、裁判に勝訴した財前のもとに、
学術会議選挙出馬の誘いがもたらされる。
学会人事がらみの危険な罠を感じながらも財前は、
開始された医事裁判控訴審と学術会議選挙を
シーソーのように操り、両者ともに勝利することに野望をたぎらす。
━─━─━─━─━─

控訴の準備を進める佐々木家は、もうどん底です。
商売はうまくいかなくなり
信頼していた番頭に、資金は持ち逃げされ
取引先から、商品を回収されてしまい・・・

担当の関口弁護士へ、料金を払うこともままならない状態。
それでも、関口弁護士は、裁判を引き受け
何とか、一審を覆すべく、準備を進めます。

財前の前任・東教授やその娘、佐枝子も
親身になって、原告側を支援します。


特に4巻は、佐枝子さんが素敵でした。

それまでは、里見を密かに思いながら
影から裁判を見守るのみで
登場シーンは多くないキャラクターでした。

しかし、佐々木氏が診療を受けていたときの
看護婦(作中名称で失礼します)が、原告側に
有利な証言を出来ることに気づき
彼女の説得に、懸命にあたる姿が非常に印象的。

それまでは、箱入りのお嬢さんという印象でした。
しかしながら、何度断られても
彼女の旦那さんに、罵声を浴びせられようとも
めげずに必死に説得を続ける姿が、すごくかっこよかったです。



佐枝子さんを、里見側とするならば
財前側の女性、ケイ子もまた、印象的な姿を見せます。

以前の財前じゃない、というような態度をとり始めるケイ子。
ただでさえケイ子という愛人がいるのに
さらに若い子に手を出す財前を、きちんと見抜いているなど
女って怖い!と思わせるシーンもありつつ・・・

それまでの精力的な財前じゃない、何か物足りない
という風な態度を、取るのを、違和感に感じます。

というのも、財前自身は絶好調なんです。
教授になり、今度は更に
学術会議選挙にも出馬が決定。
様々な方面からのバックアップをうけ
順風満帆に、選挙活動を進めています。

傲慢な態度は変わらないまま、なのに
ケイ子だけが、「以前とは違う」と感じていることに
最終巻への波乱の予感が、否応なしにさせられます。

ラスト1冊

なんとなくのラストシーンは覚えていますが
大目玉の裁判の結果は、さっぱり忘れての再読なので
最後の攻防を、大いに楽しみたいと思います
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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