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偉大なる、しゅららぼん偉大なる、しゅららぼん
(2011/04/26)
万城目 学

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万城目さんの新作を読みました♪
京都、奈良、大阪に続いての今回の舞台は滋賀!!
琵琶湖を舞台にしたお話です。

━─━─━─━─━─
琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、
代々受け継がれてきた「力」があった。

高校に入学した日出涼介、日出淡十郎、棗広海が
偶然同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がった!
━─━─━─━─━─

琵琶湖線(琵琶湖の東側を走るJR)に、しばしば乗る私は
主人公:涼介が、物語の舞台、石走にやってくる情景で違和感・・・。

長浜より手前の、鈍行だけが停まる石走―――本文p23より


そんな駅、ないよね??
気になったら調べずにはいられず、地図検索をしたところ
やはり、滋賀県内で「石走」はGoogleでは表示されませんでした。
舞台はどうやら、米原~長浜あたりにあるとされる、架空の街です。


涼介が生まれた日出家には
琵琶湖から授けられた不思議な力を授かる子が、しばしば産まれており
力をもつ涼介は、修行のために
高校入学と同時に、本家のある石走にやってきます。

本家の跡継ぎ、淡十と通うことになった石走高校。
しかし、クラス分けで奇しくも
日出家と同じように、力を持ち
長くいがみあってきた歴史を持つ、棗家の長男と
同じクラスになってしまい・・・!?


日出家と棗家の対決のお話かと思いきや
物語は、第3の勢力の登場により
思わぬ方向へ進み始めます。


面白かったです!

物語の設定の語られ方が、小出しなので
気になって、ぐいぐい読んでしまいます。

日出VS棗、の構造かと思いきや
介入してくる第3の勢力が不気味で不気味で・・・
しかも、日出家や棗家よりも強力な力!?

続きが気になって仕方なく
500Pに及ぶ大作ですが、一気に読んでしまいました。


キャラクター達が個性的な所も、読んでいて楽しいです。

序盤、不気味な存在感を放つ清子が、後半大活躍だったり
淡十も、なんやかんやで筋が通っていて、面白いヤツだし
棗くんは、終盤・・・第7章ラストがかっこよすぎます。

主人公もぼちぼち頑張ってはいるんですけど
脇役達にはなかなか叶いません(笑)
7章前半は頑張っていましたけどね~


一連の出来事の黒幕の正体は、予想外でした。

色々伏線があった中
482Pで、涼介が思い返すエピソードは、
確かに、ちょっと違和感があって、
読んでいる途中「何か鍵になりそうな話だな」とは思っていました。
しかしまさか、ここにつながるとは・・・意外です。。。
何かを感じたのに、真相は見抜けず・・・うーん、残念★

黒幕の出身地を知ったときは、少し切なかったですね。



ラストシーンの、余韻の残る結びの素敵さもさることながら
読み終えたあと、表紙を改めて見たときに
さりげなく描かれていた物に気づき、粋な装丁だと感じました。

読む前には探さず、
ぜひ読んだ後に見返してみることをおすすめします♪
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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