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真夏の方程式真夏の方程式
(2011/06/06)
東野 圭吾

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ガリレオシリーズの新作を読みました。


━─━─━─━─━─
夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。
仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することを決めた。

翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。
その男は定年退職した元警視庁の刑事だという。

彼はなぜ、この美しい海を誇る町にやって来たのか…。
これは事故か、殺人か。
湯川が気づいてしまった真相とは―。
━─━─━─━─━─

物語は、恭平少年の視点で始まります。


共働きで忙しい両親が、出張で不在にする間
旅館を経営する親戚の家に世話になることになった恭平少年。
電車の中で、小さなトラブルが起きてしまった際
救ってくれた、変な大人(=湯川)が
偶然にも、恭平の滞在先に宿泊することに。


恭平の滞在先である玻璃ヶ浦に、湯川がやってきたのは
この海で見つかったレアメタルの開発をめぐって
環境保護を訴える地元団体と、開発を進める側との討論会に参加するためだったのだが・・・


翌朝、この旅館のもう一人の宿泊客が
行方不明騒動の末、崖から転落しているのが発見される。
彼の死の不審な点に気づいた湯川は
東京の草薙、内海に調査を依頼して
事件の真相に近づいていく――


というお話です。

大学の教室で、億劫に話を聞きながら事件を解決する
というスタイルではなく
湯川が夏の海に出かけていて
なんと、恭平少年と一緒に遊ぶというシーンも描かれます。
新鮮な姿です・・・!!

一緒に海に出かけたり
恭平少年が興じる携帯ゲーム機に挑戦したり・・・
もはや、湯川=福山雅治、というイメージがあるので
福山さんが、眉間にしわ寄せて、ゲームに挑戦し
うまくいかなくて諦める・・・という画を想像すると
ありそう!!と、すごくイメージできて楽しかったです♪


事件は、思わぬ方向へ進んでいきます。

キーとなる情報が小出しなので、
本当に本当に最後に明かされる真実には、読者はたどり着けないでしょう・・・
死体遺棄をした人物までは、勘のいい人なら予想できるのかな?
でも、この事件の骨格を見抜くのは不可能ですね。

どんでん返しがきちんとあるので、相変わらず巧さは健在と思いました。
ですが・・・勢いで読みすすめて、真相を知るというより
たまには、正々堂々、作者と
フーダニットorハウダニットで対決したいなぁと
そんな感想ももつ、一読者でした。

何だか最近、作風がこうした風に偏ってきている気がするんですよね。。。


しかしながら、今作は装丁が素晴らしいです。

最近、書店で見かける単行本は
「手にとってもらえるように」というのを意識してか
ラノベチックなイラスト表紙のモノがとみに増えている気がして・・・。

以前からそうした装丁をしている、たとえば万城目さんとかなら
特に何も思わないのですが
あまり名前を知らない作家さんの本が、こうした装丁にしているのが
個人的には、すごくイヤなんですよね。

と、つまらない装丁に辟易する中で
この装丁は、素晴らしいです。
中身を読んで、読み終えて初めて
どうして、この表紙だったのかがようやく意味が分かります。

表紙裏の波模様、花火の表紙。

作り手の心意気を感じる本でした。
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【No title】
ぐいぐい引き込まれる感じ。
湯川と恭平の触れ合いが楽しくって仕方がなかったです。
トラックバックさせていただきました。
【Re: No title】
>藍色さま

最近「ナミヤ雑貨店の奇蹟」も読みました。
こちらも、なかなか素敵な一冊でした。
ちょっとミステリとは違う毛色の一冊ですが、おすすめです♪
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夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。 仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することを決めた。 翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。 その男は定年退職した元警視庁の刑... ...

みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
細々と更新中。

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