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千里伝 五嶽真形図千里伝 五嶽真形図
(2009/10/28)
仁木 英之

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「僕僕先生」の。仁木英之さんの作品です。
僕僕先生とはまた違うファンタジーのようだったので、
思わず手に取ってしまいました。

━─━─━─━─━─
未曾有の危機に瀕する天地に、
女神・西王母の祈りを受けた三人の勇士が旅に出る。

南平郡王の孫・千里、
少林寺の僧・絶海、
チャイダム高原の戦士・バソン。

異なる地に育った勇士たちを待つのは、
人類がついぞ克服できなかった、相手を想う絆の試練。

魔神・共工が襲いくるなか、“五嶽真形図”が下す結論はいかに。
日本ファンタジーノベル大賞受賞作家・仁木英之が
この世界の虚空に放つ、震天動地の英雄小説。
━─━─━─━─━─

この作品も、舞台は古代の中国です。

「五嶽真形図」という図を巡っての
人間と、人間ではない種族との争いのお話です。


読了後に調べてみたら
続編が刊行されているようなのでほっとしましたが
なんだか、1冊でまとめてしまうには、
勿体ないスケールの話でした。

なので、これは是非、続編にも挑戦して
登場人物達の成長やこれからのお話を追っていきたいところ。



人間vsそうでない種族という構造の本作。

人間側の人物として
漢民族として、高名な家で育った千里、
仏僧の絶海、
漢民族からしたら蛮族であるバソン、
という、3人のまったく違ったキャラクターが描かれています。

序盤、それぞれが、五嶽真形図に関わるようになるまでを
かなり丁寧に描いていて
いざ、3人が顔を合わせて旅をするのは、中盤から。


物語の本筋が、中盤から始まるのは
やはり勿体ないなぁと思いました。
起承転結はあるものの、「起」が長すぎて
なかなか読むスピードを上げられませんでしたし
いざ始まった3人での旅の過程も
要所要所は押さえてあるものの、アッサリしているように感じて
正直物足りなかったです・・・。

彼らが、五嶽真形図に関わるようになるまでの序盤を必要とするなら
もう少し、3人が集結してからのエピソードを厚くしてほしかったです。
なんしか、バランスが悪い・・・。


タイトルに「千里伝」とあるのですから
物語の主人公は、千里なのでしょう。
しかしこの千里がまぁ・・・終盤まで全く成長をしません。
彼のしょうもない考え肩にイライラします・・・。

実年齢は18才だというのだから
もうちょっと大人になれないのかしら?と

なので、個人的にはバソン贔屓で読んでいました。

絶海も良いキャラクターですが、なんせ仏僧ですし
若干、真面目すぎるなぁというのがあったので
奥さんも大事にして、仲間も大事に仕様とするバソンが好きでした。

続編では彼の活躍を期待したいなぁ♪


一応は、五嶽真形図の決着は見ましたが
個人的には、バランスの悪さがずっと気持ち悪かった一冊。
終盤も駆け足で終わった感が否めないです。

素材は面白いのだから、もう少し活かしたストーリーを読んでみたい!

機会があれば続編、挑戦したいと思います。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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