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獣の奏者 (4)完結編獣の奏者 (4)完結編
(2009/08/11)
上橋 菜穂子

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獣の奏者
あっというまに読み終えてしまいました。

守り人シリーズの完結も、思い出深いですが
一気に最初から最後まで読んだこのシリーズは、かなり強烈。
今年のベスト5に、確実に入るシリーズです。

━─━─━─━─━─
王獣たちを武器に変えるために、ひたすら訓練をくり返すエリン。
―けっしてすまいと思っていたすべてを、
エリンは自らの意志で行っていく。

はるか東方の隊商都市群の領有権をめぐって、
激化していくラーザとの戦の中で、
王獣たちを解き放ち、夫と息子と穏やかに暮らしたいと願う、
エリンの思いは叶うのか。

王獣が天に舞い、闘蛇が地をおおい、
“災い”が、ついにその正体を現すとき、
物語は大いなる結末を迎える。
━─━─━─━─━─

戦争のために、王獣たちを訓練するエリン。
エリンのため、国のために闘蛇に乗るイアル。
成長し、自分の将来を考え始めるジェシ。


色々と、思い出深いシーンはあるのですが
やはり、終盤のシーンの衝撃が強すぎて
ここを語らずに、この本を紹介は出来ません。

闘蛇軍を持ってしまったラーザ国と闘うために
王獣を飛ばすことを決意したエリン。

いざ、ラーザがリョザに攻めてくるそのシーンは
かなり・・・えげつないです。

戦争の入り方からまず、大人の駆け引きが始まっていてハラハラするし
いざ、戦争が始まってからの、闘蛇と王獣の戦い・・・
何が起こるかは、今後読まれる方の為に伏せますが
えげつなかったです・・・。

リョザ国の王祖、ジェが秘した
闘蛇と王獣の秘密。
一読者でしかない私は、正直、エリンほどその秘密に対して
必死になれないまま、読み進めてきました。
まぁ、なにか理由があるんだろうし
最後には、それも分かるだろう・・・と
それぐらいのスタンスで読んでいましたが・・・

甘かったです。

歴史は、勝者が選んで書き残すものですから
隠されたことには、隠されたことなりに意味がある
それは、日本史でも重々承知しているのですが
あらためて、このファンタジーの世界で思い知るとは・・・


なんにせよ、衝撃のラストシーンでした。

全員が幸せになる結末ではなかったけれど
この結末が、一番素晴らしいと思います。


しかしまぁ
欠かせない人物だったとはいえ
ジェシの無茶しがちな行動には、ハラハラを通り越して
イライラさえさせられたものです。

序盤にて、エリンがジェシに
自分も昔思い上がっていたことを諭すシーンがありました。
その後、成長していくジェシの姿を見て
このときのエリンの教えたことを、きちんと理解してくれたんだ!
・・・と思いきや。
結局彼は、エリンのいいつけを破ってしまいます。

そうして起こすジェシの行動が、
確実に意味があったのは分かってはいるのですが・・・
うーん
聞き分けのない子は、どうも好かない(笑)


なんにせよ、一度閉じた物語を
ここまで再度広げた上橋さんの筆力に感嘆。
本当にすごい物語に出会いました。
文庫、全部出そろったら、購入しようかなぁ・・・

それの決断は、この4巻の表紙を、文庫がどう仕上げてくるかによるかもしれません。
この装丁・・・素敵です。
読み終えて、表紙を閉じてこの絵を見ると、涙が出そうです。
私は、1・2巻を文庫、3巻から単行本で読んだのですが
1巻から続く、表紙の物語もこれまた、秀逸ですね。
(Amazonで全巻の表紙をチェックして、感動しました)

おすすめのシリーズです。
機会があれば、ぜひ手に取ってみて下さい
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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