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獣の奏者 外伝 刹那獣の奏者 外伝 刹那
(2010/09/04)
上橋 菜穂子

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獣の奏者、最後の一冊の外伝も読んでしまいました。

━─━─━─━─━─
120万部突破の人気シリーズ「外伝」登場

エリンとイアルの同棲時代、
師エサルの若き日の苦い恋、
息子ジェシのあどけない一瞬……。

本編では明かされなかった空白の11年間にはこんな時が流れていた!
━─━─━─━─━─

エリンとイアルが惹かれ合っていくエピソード「刹那」
エサルの若い頃の恋「秘め事」
以上2編の中編と、
ジェシの赤ん坊の頃を描く「初めての……」
こちらはわずか10Pの短編
以上3編を収録した、外伝です。


「刹那」のエピソードは、3巻を読み始めたとき
いきなり、11年も時間が飛んでしまっていたので
どういう経緯でそういうことになったの!?と思い
すごく知りたかった内容です。

読んでみると、なかなか本編とは違う雰囲気でした。
王獣のこと、闘蛇のこと、戦のことで悩むエリンやイアルではなく
誰もが経験するような、当たり前のことで悩む
二人の姿が、すごく良かったです。

知りたいエピソードだったので
こうして、読めたことがすごく嬉しかったです。

時系列にエピソードを知っていくのも大切ですけれど
この「刹那」のお話に関しては、やはり本編とは
伝えたいことが、大きく異なる気がし
時系列で並べてしまうと、本編の雰囲気を壊しかねないので
こうして、外伝として触れるのが、正しいお話だったなぁと感じました。



「秘め事」は、完全に番外編という印象です。
エサル師の若い頃のお話。
「刹那」のように、作中に出てくるエピソードが
本編とリンクする、というシーンもなかったです。

この内容は、児童文学でいいの!?と思うところもありましたが(笑)
(「刹那」でも、そうした印象はもったんですけどね)

こういう若い日々を送ってきたエサル師だからこそ
1~2巻の、おこがましいとさえ思えてしまうエリンの行動を
この人は、許してくれたんだろうなぁと思います。
私は、エリンの幼い日の王獣への執着を
よく、このエサル師は許すなぁ、と疑問に思っていましたからね~・・・。

自分が疑問に思っていたことに、答えを見つけられたお話でした。



「初めての……」は
エリンの一人称で最初から最後まで語られているのが、すごく印象的。
わずか10P。幼い頃のジェシとのエピソード。
「獣の奏者」という作品の、最後に読むエピソードで
初めて、主人公の一人称に出会えるとは・・・・粋な演出だと思いました。

感想は・・・三つ子の魂百まで。笑。
ジェシは、小さいときからジェシだったんだなぁ、と
改めて思ったお話でした。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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