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東京湾景 (新潮文庫)東京湾景 (新潮文庫)
(2006/06)
吉田 修一

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先日宣言した通り、本棚の整理を開始。
5年ぶりの再読です。
2006年のmyベストに挙げた本でもあります。

━─━─━─━─━─
「愛してないから、こんなに自由になれるの」
「それでも、お前と一緒にいたかったんだよ」。

品川埠頭の倉庫街で暮らし働く亮介が、
携帯サイトの「涼子」と初めて出会った25歳の誕生日。
嘘と隠し事で仕掛けあう互いのゲームの目論見は、
突然に押し寄せた愛おしさにかき消え、
二人は運命の恋に翻弄される。

東京湾岸を恋人たちの聖地に変えた、
最高にリアルでせつないラブストーリー。
━─━─━─━─━─

学生として最後の秋に読んでから5年。
今回の再読で、どのような印象を受けるか
楽しみに思いながら読みました。

ベストに挙げるくらいだったので
ラストシーンはなんとなく覚えていましたが
そこに至るまでの過程は、ほとんど忘れていたので
安心して楽しく読めた一冊。

しかしながら、主人公達とほぼ同世代となり
同じように働く立場になった自分は
当時ほど面白いとは思えませんでした。。。

初めて読んだときは、この二人の恋愛に
憧れを持ったがゆえに、高い評価をつけたのかなぁ・・・


出会い系サイトを通じて、羽田空港で出会い
一旦は途絶えるも、また合うようになり
「涼子」と亮介は親しくなっていき・・・

だけど、亮介には以前から
なんとなくずるずると関係を続けている女の子がいて
当然、女子というのは聡いので、
この子は、亮介の変化に気づくわけで・・・


「涼子」の働く天王洲アイルと
亮介の働く、品川埠頭。
距離にして1キロと近いながらも、アクセスが非常に悪い・・・
(作中、ここをつなぐ新しい路線が開通しますが)

これが、二人の心象風景を絶妙に表している!
と絶賛するレビューもありましたが
正直、こういう実際の地名を出されても
そこに土地勘のない人間にしては、いくら詳細な記述があっても
「???」なんですよね・・・。

そういう、文学的な読み方はせず
この二人の恋愛はどうなるのだろう?として読んだ自分にすると
うーん、、、
二人とも、煮え切らなくてイライラする!
という印象。

大切なことは、きちんと伝えなければいけない
と思って、当たり前を疎かにしないようにしている自分にすると
同世代なだけに、主役の二人に本当にイライラ。

真理ちゃんがある種、一番人間ぽかった気がします。


いやー、5年も経つとやはり
感想って変わるモノですね。
当時と同じような感動が味わえず、むしろ
「うーん」となる読後感でしたが、
それでも、主人公達と同世代になったタイミングで、再読できて良かったです。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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