2017 / 10
≪ 2017 / 09 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - 2017 / 11 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


東京タワー東京タワー
(2001/12)
江國 香織

商品詳細を見る


江國香織さんを、久しぶりに再読しました。

単行本で1度、文庫発売時に2度目
都合3度目の「東京タワー」です

━─━─━─━─━─
待つのは苦しいが、待っていない時間よりずっと幸福だ-。

ふたりの少年・透と耕二。
そして彼等の年上の恋人。
恋の極みを描く長編恋愛小説。
━─━─━─━─━─

母親の友人であった詩史と恋をする透。
透から年上女性との恋愛の話を聞き
「そんなにいいものか?」と、試してみたら
自身も年上女性との恋愛にはまる耕二。


透は、詩史一筋。
耕二は、今の年上の彼女の他にも
同世代の女の子と付き合っていたり
バイトや、友人との交流など、精力的に日々を送っています。


5年前の、2度目の再読の時の感想文を読み返してみると
江國さんが好きな私としては
今ひとつだったようです。

その印象は、今回も変わりません。
男子目線の物語のせいなのでしょうかね?

江國さんの文章は、私的には読み終えた後
普段、なんてないモノがキラキラするんですよね。
些細なことも、詳らかに書かれるせいでしょうか
それがすごく好きなんです。
読み終えたあと、そうした感覚が来ない小説、「東京タワー」。


透に今回は、イライラしました。
誰かを一途に思えることは素敵だけれど
相手を自分の生活の半分以上にしてしまってはいけない、と
私は思うのですよ。重すぎる。

詩史のことが羨ましい、と
5年前は思ったみたいですが
今はちっともそんなこと、思いません。

自分にパートナーがいるにも関わらず、人に好意を持って貰える
そんな魅力を持ち続けると言うことには憧れますが
透のような子は、怖い。

作中は描かれていませんが
この二人が終わるとき、透はどうなってしまうんでしょうね・・・
あまり二人のエンディングが想像できないし
したくもありませんでした。きっと良い終わり方はしないでしょうね。


そんな風に感じながら、透パートを読んでいたので
耕二のパートの方がまだ、好感が持てました。
どうしようもない人かもしれないけれど
一生懸命生きている感じが、人間くささがあったな、と思います。


江國さんの作品を人に薦めるのなら
これでは、彼女の作品がいまひとつわかりにくいと思える一冊でした。

スポンサーサイト

この記事へコメントする















みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
細々と更新中。

何かございましたら
下記メールフォームよりご連絡ください。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。