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舟を編む舟を編む
(2011/09/17)
三浦 しをん

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今年度の本屋大賞1位受賞作品を読みました。

━─━─━─━─━─
玄武書房に勤める馬締光也は
営業部では変人として持て余されていたが、
新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。

個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。
言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。
しかし、問題が山積みの辞書編集部。
果たして『大渡海』は完成するのか──。

言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる
三浦しをんの最新長編小説。
━─━─━─━─━─

辞書の編纂、という未知の世界のお話。
読書がすき、言葉が好きな自分としては
その未知の世界に触れるのは、とても楽しく面白く
一気に読んでしまった作品です。

物語冒頭に登場し、読者に言葉の面白さを伝えた荒木少年は
すぐに、出版社の嘱託社員になって登場。
この時点で、まだ彼は辞書を完成させておらず
人材捜しをスタートするところから
物語は始まります。

彼が見つけた逸材――まじめくん。
馬締(まじめ)くんは、徐々に辞書編纂の才能を発揮し
彼らの辞書「大渡海」を完成させる―――というお話です。

「大渡海」には
この辞書が、言葉の海を渡っていく舟になって欲しい
という意味が込められているそうです。
なるほど、タイトル「舟を編む」。
内容を知らないままタイトルを見たときは
一体どんな内容かと思いましたが
これ以上のタイトルはない小説です。

だからことばは「紡ぐ」と
ときに表現されるのか、と個人的には感じました。

言葉を紡ぎ、自らの舟に帆を張って
更に言葉の海をそれぞれ渡っていくのかなぁ、と。

職場最寄りの新大阪駅内の書店には
作中に登場したインスタントラーメン「ヌッポロ一番」や
店員さんの手作り?の「大渡海」も飾られていて
書店員さんに愛されている本だな、とつくづくかんじました。


とはいえ、ここから少々から口ですが
本屋大賞にふさわしいかどうかも思うと
個人的には首をかしげます・・・
書店員さんの食いつくテーマだなぁ・・・という印象。
物語としては、「天地明察」にどことなく似ている印象を受けましたし
今まで何度も本屋大賞にノミネートしている三浦しをんさんに
受賞して欲しい気持ちもありつつ、しかし今更?という思いもあり・・・。

なんだか、商業的な匂いが
ここ近年、急速に強くなってきた賞に感じます。
本選びの参考になる好きな賞なのに残念です。


そういいつつも、物語自体はとても素敵でオススメ!
他の文学賞受賞なら、たぶん辛口コメントはいっさいなかったはず^^;
好きな物ほど、目線が厳しくなってしまうんですよね。
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玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。 20... ...

みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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