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女ともだち女ともだち
(2006/06/23)
真梨 幸子

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真梨幸子さんです。
最近読み始めました。この作品は私にとって3作目。
既に文庫も出ている作品です。

━─━─━─━─━─
「決まっているじゃない、私たちはいつまでも友達よ」

女同士の親密で濃厚な関係の底に沈殿しているのは
闇のように黒い何か……。
女性の暗部を克明に描く!!
人間の悪意、欲望を描く力作!
━─━─━─━─━─

真梨幸子さんは、書店で最近よく見る
「殺人鬼フジコの衝動」を手に取ったのが出会い。
相方さんが、この方のデビュー作「孤虫症」を読んだと聞いて
それも続いて読了。

「殺人鬼フジコの衝動」は
出版社の営業、かなというのが正直な感想★
店頭で煽られているほどの面白さは
自分には感じられなかったです。

「孤虫症」は、描写がなかなか気持ち悪いですが
目に見える気持ち悪さよりも
目に見えない気持ち悪さ・・・オチに関わるので触れませんが
終盤に明らかになる、そうしたものの方が
個人的には気持ち悪かった印象。


さて、「女ともだち」。
これは、真梨幸子さんの”どろどろ三部作”と言われる一冊。
「殺人鬼フジコの衝動」と「みんな邪魔」と合わせて
そう呼ばれているそうです。


ある高層マンション内の二つの部屋で同日に起きた殺人事件。
その真相を追う、ルポライターが語り手の物語です。

関係する人たちに取材を重ねながらの文と、
実際雑誌に掲載している文章が交互に書かれているので
個人的には読みやすかったです。

というのも
この人の書く女性の一人称は、あまり得意ではないんですよね。。。
江國香織さんの文章なんかは、読んだあと
世界がキラキラするような気分になるのですが
それとは真逆の感じ、とでもいいましょうか・・・

この作品は、ルポの部分はそういう雰囲気はないですし
取材パートも、そうそうそうした部分はないので
今まで読んだ真梨さん作品では、おすすめしやすい部類。
とはいえ、事件内容はかなりグロいものがありますが・・・ね。


ラストは賛否両論ありそうですが
私は好きじゃないです。
レシートで明らかになるあの事実・・・
「やられた!」とハッキリわかる伏線もなかったと思うので
とってつけた感がありありと・・・。

女社会のヒエラルキーを巧く書いているとは思いますし
他の作品と比べると、読みやすい作品ではありましたが
この人のファンには、まだまだなれそうにありません。
後味の悪さを楽しむよりも、まだ充てられてしまいます。
それはそれで、作者の思惑通りなのかもしれませんけれど★

そんな訳で、この人の作品はもうちょっと修行予定。
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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