2017 / 04
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眉山 (幻冬舎文庫)眉山 (幻冬舎文庫)
(2007/04)
さだ まさし

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徳島への旅きっかけで手に取った一冊です。

━─━─━─━─━─
東京で働く咲子は、
故郷の徳島で一人暮らす母が
末期癌で数ヶ月の命と告知される。

徳島に滞在し、母を看取ろうと決心した矢先、
咲子は母が自分に黙って「献体」を申し込んでいたことを知る。
それはなぜなのか?

やがて咲子は、まだ会ったことのない父の存在と、
母の想いに辿り着く―。

毅然と生きてきた女性の切なく苦しい愛が胸をうつ長篇小説。
━─━─━─━─━─

これは徳島の景色を知っている知っていないでは
なかなか印象が違うのではないでしょうか?

見せ場は、徳島と言えばの阿波踊りのシーン。
自分の先日の旅は、もちろん阿波踊り期間中ではなかったのですが・・・
阿波踊り中のあの様子を知っているのと知らないのでは
このシーンの印象も違いそうだな、と思います。

それぐらいに、美しい。

私は常々、最近の日本の映画は小説を原作にしすぎだと嘆く派なのですが
このシーンだけは映像でも是非見てみたい!


咲子のお母さんは、生まれはちゃきちゃきの江戸っ子。
入院生活の中で、しばしば啖呵を切るのですが
それがまたかっこよくてよくて!
言葉の端々に重みがあります。

怒る人が少なくなり、若者が怒られることもない今の世に
こういう人は貴重な存在ですよね。
それをきちんと受け止めた、寺澤には好感が持てました♪
(強引だなぁとも思ったけれど★)

母はなぜ献体を申し込んだのか?
その謎を最後の最後まで残して
ようやく解けるラストシーン―――。

余韻がのこる素敵な一冊でした。
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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