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光媒の花光媒の花
(2010/03/26)
道尾 秀介

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久しぶりに道尾さん。
すでに文庫も出ている作品です。

━─━─━─━─━─
印章店を細々と営み、認知症の母と二人、静かな生活を送る中年男性。
ようやく介護にも慣れたある日、幼い子供のように無邪気に絵を描いて遊んでいた母が、
「決して知るはずのないもの」を描いていることに気付く……。
三十年前、父が自殺したあの日、母は何を見たのだろうか?(隠れ鬼)/

共働きの両親が帰ってくるまでの間、内緒で河原に出かけ、
虫捕りをするのが楽しみの小学生の兄妹は、ある恐怖から
ホームレス殺害に手を染めてしまう。(虫送り)/

20年前、淡い思いを通い合わせた同級生の少女は、
悲しい嘘をつき続けていた。
彼女を覆う非情な現実、救えなかった無力な自分に絶望し、
「世界を閉じ込めて」生きるホームレスの男。(冬の蝶)など、6章からなる群像劇。

大切な何かを必死に守るためにつく悲しい嘘、
絶望の果てに見える光を優しく描き出す、感動作。
━─━─━─━─━─

各話、その前後に収録されている作品と、どこかしらでつながっていました。
が、つながりを楽しむというよりは、一編一編それぞれが読ませます。

なかなか読んでいると気が滅入るものが多かったです。
というのも・・・

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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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