2017 / 10
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宮部みゆきさんの「あかんべえ」を再読しました。
文庫刊行時に読んで以来なので、6年ぶりの再読。
内容をさっぱり覚えていなかったので、
再読とは言うものの、ほぼほぼ新鮮な気持ちで読めました。

━─━─━─━─━─
江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。
主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、
突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。

亡者の姿は誰にも見えなかった。
しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、
高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、亡者は身近な存在だった――。

この屋敷には一体、どんな悪しき因縁がからみついているのだろうか?
━─━─━─━─━─

主人公はおりんちゃん。
両親が、新しく料理屋をすることになり、引っ越した矢先
高熱で倒れてしまいます。

三途の川のほとりまでいったおりんちゃん。
無事、元気になったものの
それ以来彼女には、お化けさんが見えるようになってしまいます。

引っ越してきたふね屋には、五人の幽霊。
お侍さん、美女、女の子、按摩さん、おどろ髪の男・・・

彼らと交流をしながら、おりんちゃんは
このふね屋のあった土地に隠されている事実を調べたり
幸先がうまくいかないふね屋をなんとかしようとする
そんなお話です。



ふね屋が最初のお客様を招いた宴席で
おどろ髪の男が暴れたことから始まる一連の出来事。
いくつも隠されている謎が、少しずつ明らかになっていく
その過程が絶妙で、飽きることがなく
上下間、一気に読んでしまいました。

なんだかこう・・・
分かりそうで分からない加減が、本当に絶妙だと思います。

5人のお化けさんたちが、なぜこの場所にいるのか?
当初から触れられている、過去にこの地で起きた事件に
なんらかの関わりがあるんだろうというのは、容易に察せますが
どういう関わりだったのかは、それこそクライマックスまで謎だし・・・

ふね屋の行く末も、終始気になるし
目が離せない一冊でした。

お化けはいっぱい出てくるものの、そこに描かれているのは人情。
悋気ってものも出てきますが、読んでいてほっこりする作品です。


個人的には、宮部作品って
これぐらいのボリュームが一番好きです^^;
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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