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あの日にかえりたいあの日にかえりたい
(2010/05/20)
乾 ルカ

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乾ルカさんの短編集を読みました。
この方の作品は、自分の中ではまだ2冊目。
初めて読んだのは「蜜姫村」というホラー色の強い作品だったので
今作を読んで、認識を新たにしました。

━─━─━─━─━─
北海道を舞台に、時を超え「あの日」へ帰る人びとの、
小さな奇跡と希望を描く、感動の傑作短編集!

施設で会った80歳の老人は、介護士の卵でボランティアにきた
「わたし」だけには心を開いてくれた。
彼の嘘のような失敗続きの半生記にただ聞き入る日々。
あるとき老人が呟いたひとこと「あの日にかえりたい」の真意とは……!?
━─━─━─━─━─

表題作である上記あらすじの作品を含む、6編の短編集です。


うっかり読む前に、奥付の著者紹介を見てしまい
この作品が、どういう短編を集めたのを知っての読書。

後半にすすむにつれ、傾向が分かってしまい
オチの予想がついてしまうのが、ちょっぴり残念でした。

各話、もう少し登場人物が多ければ
お話がどこでどうつながっていくのかという見当もつきにくかったであろうし
もう少し楽しめたかな・・・という印象はぬぐえません。
短編集にそこまで求めるのも、酷な感想だとは思いますが。。。


だからこそ、序盤の「真夜中の動物園」や「翔る少年」は
傾向も分からないまま、楽しんで読めました。

「あの日にかえりたい」は老人の意図にちょっとびっくり。

「へび玉」「did not finish」あたりは、オチが読めたし
ストーリーも暗くて、、、好きになれず。

「夜、あるく」もオチこそ読めたものの
寺田さんのことばがとても素敵で、印象深い一編です。
そしてラストシーン・・・
このラストシーンは本当に素敵です。

登場人物たちの後悔の色の強い一冊でしたが、
最後の1ページで救われます。


蜜姫村で抱いた印象とは、まったく違う雰囲気だった一冊。
乾ルカさん、また読みたいです。
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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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