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放蕩記放蕩記
(2011/11/25)
村山 由佳

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村山由佳さん。久々です。
少し前に新作の「天翔る」も読んだのですが
今回はこちらの感想を。


━─━─━─━─━─
母を持つすべての大人たちへ。自伝的長編

38歳で離婚歴のある女流作家・夏帆。
自由奔放に暮らす一方で、実は長年抱えこんできた秘密があって・・・。

今だから見えてきた、母娘の愛憎と家族の歴史。
共感と感動をよぶ、衝撃の自伝的長編小説。
━─━─━─━─━─

wikiに載っている著者プロフィールを見る限り
主人公の夏帆は、ほぼ村山さん自身のことのようです。
夏帆が語る、母親との関係のお話です。


他人様の家族関係をこっそり覗いた感想・・・
自分も娘ですので、共感できると事もあったり
まったく我が家とは違うなぁというところもあったり
なかなか言葉にしづらいです。


村山さんのご母堂も痴呆症となられ
彼女の作品を読めなくなったことをきっかけに
本作は書かれたそうです。
なんだかそれが、二人の関係を一番表しているように感じます。

言いたいことがあって
でも直接は、どうしても言えなくて
でも、吐き出さずにはいられなくて・・・

という思いが切々と伝わってきたのが、本作の感想です。


読んで良かったと思えたのが
「ダブル・ファンタジー」や「アダルト・エデュケーション」や
それまでの作風とはあまりに違う作品が続いて
ちょっと心配になっていたのですが
ああいう作品を、著者(=夏帆)が、どういう思いで発表したのかが
間接的ですが知ることができて良かったな、と。
とはいえ、その真意に、読んだ当時は全く気づけていませんでしたが・・・。


新作の「天翔る」は、これぞ村山由佳!という雰囲気が漂っていました。
本作は、著者には必要な作品だったのはよく分かるので
ここからの村山さんに、また期待したいと思う
そんな作品でした。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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