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小説 あらしのよるに小説 あらしのよるに
(2013/02/18)
きむらゆういち

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2005年にアニメ映画化した作品です。
きちんと映画を見たわけではないので、原作を読んでみました。

━─━─━─━─━─
嵐の夜、仲間からはぐれて逃げ込んだ小屋で、
オオカミのガブとヤギのメイは出会う。
暗闇の中、2匹はお互いの姿を見ることもなく、
夜通し語り合い、心を通じ合わせる。

「嵐の夜に」の合言葉を決めて、翌日、会うことになった2匹だったが、
白昼の下、自分たちが「食うものと食われるもの」であることを知る。

それでも魅かれ合うガブとメイだったが、
天敵同士のオオカミとヤギの群れは
2匹に非情な命令を下すのだった。
━─━─━─━─━─

もともとが絵本から出発した作品で
その絵本は好評を得たことで、
続編が何冊か出され、7冊で完結してるようです。

私が読んだのは2006年初版の単行本。
wikiの文庫版の初版を鑑みると
文庫版とは、違う内容なの・・・?とも思えるのですが
はてさて。
こういうところを突き詰めるのが、ビブリア古書堂なんでしょうけどね(笑)


「食うものと食われるもの」の異なる種族の2匹
ヤギのメイと、オオカミのガブ。
2匹が惹かれ合っていく、優しいお話です。

ガブは常に「メイは友達だから食べちゃ駄目だ」という葛藤に悩まされていますが
なんだかメイはそのあたりに今ひとつピンときていないようで・・・
わかってはいるけれど、ガブのことを信じすぎていて
あげく、メイに気遣って、メイの寝ている間に食事をするガブを責めたり・・・
なんだかガブが気の毒で仕方ありません・・・

2匹が出会い、互いの正体が分かって、葛藤はあったものの
気の合うもの同士、と仲良く過ごせたのもつかの間で
互いの群れから
「エサであるヤギの情報を聞き出せ」
「天敵であるオオカミの情報を聞き出せ」と
スパイのような任務を課せられてしまい・・・

そこから彼らが選んだ道、終盤・・・
元は絵本なんです。つまり、王道のベタベタな展開なんです。
わかってはいるんですけど・・・・切なくてたまりません・・・。

ラストシーンは、どうしてこの作品が
「ヤギのメイとオオカミのガブ」なんて、絵本にありそうなタイトルではなく
「あらしのよるに」なのかがよく分かる素敵なシーンでした。

子どもに読み聞かせたいお話です。

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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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