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島はぼくらと島はぼくらと
(2013/06/05)
辻村 深月

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━─━─━─━─━─
直木賞受賞、第一作
待望の書き下ろし長編

母と祖母の女三代で暮らす、伸びやかな少女、朱里。
美人で気が強く、どこか醒めた網元の一人娘、衣花。
父のロハスに巻き込まれ、東京から連れてこられた源樹。
熱心な演劇部員なのに、思うように練習に出られない新。

島に高校がないため、4人はフェリーで本土に通う。
「幻の脚本」の謎、未婚の母の涙、Iターン青年の後悔、
島を背負う大人たちの覚悟、そして、自らの淡い恋心。
故郷を巣立つ前に知った大切なこと――すべてが詰まった傑作書き下ろし長編。
━─━─━─━─━─

2014年の本屋大賞第3位入賞作品。
5月からは、13、14年の本屋大賞作品を読みあさっていきます!

冴島という瀬戸内海の離島に住む高校2年生4人を中心に
彼らの出来事を描く作品です。
この4人以外も登場人物がそれぞれ個性的です。

Iターンを受け入れる島、として
古くからの住人の他に、居住地を選ばない仕事に就く人や
シングルマザーも多く受け入れる冴島。

そうした人たちのために働くヨシノさん。
逃げてきた、と語る蕗子や本木。


物語の始まりこそ、明らかに不審な人物が島にやってくるので
なんだか不穏な空気を感じもしましたが
読み終えてみれば、とても気持ちの温まるお話でした。


私も自分の生まれ育った土地は大好きですが
でも「故郷」と呼ぶには、なんだか
ニュアンスが違うような気がするのです。
「市名」「地元」、または離れた経験を持つ今となっては
「実家」というのがしっくりきます。

なぜでしょうね。。。
昨今話題のふるさと納税を検索してみても
わが地元は、特産品は案の定ありませんでした。
関西各地へのアクセスが非常に良く、住みやすい街ではあるのですが・・・
自然がないから?この街といえば!というモノがないから??
巧く言い表せません。。。日本語は不思議です。


そんな訳で、「故郷」を持つ彼らがとても羨ましい!

瀬戸内海の景色、個人的に大好きです。
穏やかな海にいくつもの島が浮かんでいて、、、
その島をたくさんの船や橋が結んでいて、、、
岡山⇔香川間のマリンライナーの景色がたまりません!

島ゆえにある種の閉塞的な空気感も勿論描かれていますが
そうしたものを差し引いても、冴島にはとても惹かれました。
そういう気持ちになることができて、本書を読んで良かったです。

源樹にもっともっと見せ場があれば、なお言うこと無し!(笑)
君の決意はどこに行ったんだ!?

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みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
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