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fc2からのマイショップ機能(今まで使っていた商品紹介機能)は
終了してしまったようです。
以前と比べたら少々見にくいですが、5月分から更新はこのスタイルで参ります。

さて、本作は2014年本屋大賞の6位入賞作品。
もう少しで、過去の本屋大賞入賞作品の巡礼も一段落つきます。
━─━─━─━─━─
君には、警察学校を辞めてもらう。

この教官に睨まれたら、終わりだ。
全部見抜かれる。
誰も逃げられない。
前代未聞の警察小説!
━─━─━─━─━─

新人警察官が最初の半年を過ごす警察学校。
そこを舞台にした連作短編集。

警察学校を舞台にした小説というのがまず珍しいという印象。
単行本帯にも「初の警察学校小説」としていたようです。

物語の初日は、入学から50日ほど経った5月24日(おや、ちょうど読んだ日と近い!)
教官たちは、20日前に辞めていった4人目に続く、5人目の脱落者が
いったい誰かを予想して、賭けている、、、
そんな厳しい環境下。

物語りに登場する6人の生徒は
それぞれ人には素直に言えない思いを抱えています。
そんな思いを些細な変化から見逃さず、指摘し、生徒を導く風間教官。

読者にもなかなか分からない、登場人物たちが抱えているモノを
同じような数少ない手がかりで、しかし確実に見破り
そして彼らを成長させるべく手を貸す風間教官・・・
かっこいいです!


登場人物の造形もさることながら
文章もかなり読み応え有ります。
1行1行しっかり読み込まないと、あっという間に変わる展開について行けませんでした。
幸か不幸か、直近で読んだとある作品に
文章としての読み応えを感じられなかったので
その点からも、本書を読んでいる時間は、とても幸せでした。

自分?の話。
年下の従兄弟に、大学卒業後に警察官の道を進んだ子がいるのですが
いやはや、、、こんな壮絶な半年間を
彼もくぐり抜けてきたのかと思うと。。。

もう長らく会っていなくて、
子どもの頃の顔しか覚えていないそんな従兄弟を
勝手に尊敬したくなってしまいました。

良くも悪くも印象深かったのは第三話の「蟻穴」。
風間教官と同じヒントを与えられながら、見抜けなかった読み手として悔しく
また、最後の展開が一番怖かったそんなお話。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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