2017 / 08
≪ 2017 / 07 - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - 2017 / 09 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



━─━─━─━─━─
化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。

ひょんなことから事件の糸口を掴んだ
週刊誌のフリー記者、赤星は独自に調査を始める。
人々への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは
行方不明になった被害者の同僚。

ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方。
匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。
噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。

傑作長編ミステリー。
━─━─━─━─━─

今回はちょっぴり辛口の感想。

事件に関わった周りの人に事件を語ってもらうというスタイルの一冊。
読み終えてみると、SNSなどでの特命の悪意、集団心理というものは
本当に怖いし、あてにならないもので
翻って、昨今のネットが先行する私刑というものへの警鐘なのかな、など
色々考えるものはありました。

事件の結末に関しては、犯人の予想は外れたので
ミステリとしては楽しめるモノでもあった一冊。


しかしながら、この
周囲に事件を聞いていく、というスタイルは
自分の中では、宮部みゆきさんの「理由」がすごすぎて
どうしても、同じようなスタイルだと既視感を覚えるものでした。

宮部さん以外でも、他の作家さんでも見たことがあるので・・・
ネットでの悪意などを表現するには、こういう手法をとらざるを得ないかな?
と思いつつも、、、うーむ。。。
こういうスタイル、見たことあるなという印象が強すぎる作品でもありました。

本文パートが終わって最後に
取材中の一連の資料が提示されます。
いわゆるツイッターみたいなので、赤星がしていたやりとりや
彼が書いた取材記事など、凝った構成だな、と思いつつ
本文パートの要所要所で挟んでも良かった気もしました。

もうすでに読んで知っていることを
改めて最後にもう一度もってこられても、、、という感じです。

タイトルも、赤星が命名したという設定上、仕方ないのかもしれませんが
センス、、、感じられません。
湊さんでなければ、読もうとは思えないタイトルです。


とまぁ、辛口で言いつつも
作中、色々な人に色々な顔を見せていた
本作のヒロインの城野美姫。
彼女を井上真央さんがどう演じたのか?
と、映画の方に興味を持った一冊でした。
スポンサーサイト

この記事へコメントする















みやこの

Author:みやこの
favorite * 読書 〒

【2015年9月7日更新】
細々と更新中。

何かございましたら
下記メールフォームよりご連絡ください。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。