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東京公園東京公園
(2006/10/28)
小路 幸也

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既に新潮文庫でも文庫版が出ている作品です。
小路さんといえば「東京バンドワゴン」なので
タイトルが似ていることからもしかしたら
スピンオフ的な作品かな?と期待しましたが、そういう訳ではなく^^;

とはいえ、素敵な一冊です。

━─━─━─━─━─
「幼い娘と公園に出かける妻を尾行して、写真を撮ってほしい」―

くつろぐ親子の写真を撮ることを
趣味にしている大学生の圭司は、
ある日偶然出会った男から奇妙な頼み事をされる。

バイト感覚で引き受けた圭司だが、
いつのまにかファインダーを通して、
話したこともない美しい被写体に
恋をしている自分に気づく…。

すれ違ったり、ぶつかったり、
絡まったりしながらも暖かい光を浴びて芽吹く、
柔らかな恋の物語。
━─━─━─━─━─

いつもこの内容紹介は、amazonからたどれる
「BOOK」データベースを引用しているのですが
うーん、今回の内容紹介はいまいちピンとこない。


奇妙な頼まれごとをするケイジ。
妻が、晴れの日には毎日公園を散歩しているから
その様子を写真に撮って欲しい―――

こうして、ケイジが訪れることになる様々な公園を
詳細に描きながら
どうやら、被写体がケイジの様子に気づいているのに
許可も得ずに写真を撮っているのに
怒る様子もなく、むしろ彼が来るのを楽しみにもしている様子を謎とする
日常の謎を追う、穏やかなミステリー、・・・
恋の話というよりは、そういう印象を受けました。


というわけで、この謎が気になる方は
是非、お手にとって頂くとして^^;


私が気に入ったのは、やはり各公園の描写。

東京・・・
大都会のイメージが先行しますが
意外に、大きな緑が点在していますよね。
大阪では、大阪城公園とか、鶴見緑地のようなぐらいの
まとまった緑が、多い。
展望台などから見下ろすと、すごく思います。

数々ある、そのような公園。
それらの特徴を子細に描いているので
都民には、楽しい一冊なんだろうなぁ、と思います。

だって、私が分かる公園、
ひとつも出てこなかったんだもん・・・イメージしようがない★
皇居とか、都内じゃないですけど
横浜の山下公園なら、行ったこともあるんですけどね。


とはいえ、こうした地域に密着した小説は
想像できなかったとしても、行ってみたい!と思わせてくれるので
大好きです♪

しかしながら、本作で私が一番心に残ったエピソードは
ケイジの同居人、ヒロの過去について。
今は、穏やかなヒロですが
少年時代は、ずいぶんやんちゃしていたようです。
「days2」という章で語られる、彼のエピソード・・・

横山さん、素敵です。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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