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さよなら渓谷 (新潮文庫)さよなら渓谷 (新潮文庫)
(2010/11)
吉田 修一

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新潮文庫11月の新刊です。
吉田修一さんは、自分の中では
当たり外れの作品の差が激しいイメージ。
とはいえ、ほぼアタリなのですが☆

━─━─━─━─━─
緑豊かな桂川渓谷で起こった、幼児殺害事件。
実母の立花里美が容疑者に浮かぶや、
全国の好奇の視線が、人気ない市営住宅に注がれた。

そんな中、現場取材を続ける週刊誌記者の渡辺は、
里美の隣家に妻とふたりで暮らす尾崎俊介に、
集団レイプの加害者の過去があることをつかみ、
事件は新たな闇へと開かれた。

呪わしい過去が結んだ男女の罪と償いを通して、
極限の愛を問う渾身の傑作長編。
━─━─━─━─━─

当たり外れでいうなれば、この作品は「アタリ」でした。
何となく「悪人」を思い起こさせるところもある
そんな作品。


実の母親が、子どもを虐待死させた事件。
その母親を疑って、むらがるマスコミ。
その一人、渡辺は
渦中の母親の隣人である尾崎の過去に気がつきます。
その過去―――
大学の運動部員による、集団強姦事件―――


と、どこかで聞いたことのあるような二つの事件が
題材として取り上げられています。
最初に取り上げられるのが、虐待死事件で
この母親が、うさんくさいことから
これが物語の主軸になるのかな?と思いきや
本筋は、集団強姦事件の方にありました・・・。

女性には、絶対に絶対に許すことの出来ない犯罪。


なので、この物語は女子である私の目には
少々、奇怪に映る所もありました。
正直、吉田さんが男性だから書ける物語であって
女性には、こんなお話を書くことは出来ないと思います。

とはいえ、真っ向から否定するわけでもないんですけどね。

私にとっては、不思議に思える物語展開でしたが
そこに至るまでの、ヒロインの行動の説明には
大きな矛盾は感じられなかったし
やはり、この意外性にビックリしたところがあって
そこは素直に面白かったです。

でも、私は
この物語のヒロインのようには、
絶対になれないと思います。。。


作中に登場する映画「ピアノレッスン」が非常に気になりました。
機会があれば見てみたいです。
とても気になったこの映画のタイトルを教えてくれる
文庫の解説も名文でした。
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みやこの

Author:みやこの
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【2015年9月7日更新】
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